前回、クレジット判別でマガジンの巻き返しが始まったという所まででした。


しかし、そのレースに参戦してきたのが現在発行部数で1位となっている必勝本です。
私は10~11年ほど前に2年間に亘り、マガジンと必勝本とガイドの3誌を毎月全て購入していました。マガジン龍・必勝本DX・必勝ガイドMAXも全てです。店舗側ではなく、プレイヤー側としての購入です。しかも解析内容は細かい所まで、ページの下の小さい文字も隅々まで完全に読んでいたので、三大誌が当時どんなスタンスだったのかを良く知っています。

攻略誌にとって重要なのは「正確性」・「解析スピード」・「見やすさ」の3点です。
正確性は言うまでもありません。こちらは莫大なお金が掛かっていますので、高設定の挙動と言われてそれが間違っていたら大変です。
そして敵に勝つ「解析スピード」。3誌全部買う人は少ないでしょうから、どの雑誌を読むかで敵の数が変わってきます。正確性に拘りすぎて解析の公開が遅くなれば、設定師に先に知られてしまう場合もあります。
そして「見やすさ」。まとめ方が下手だと非常に分かり辛い。覚えるのにも一苦労です。

10年も前の話ではありますが、当時の順位は以下の通りです。

【正確性】
1位:必勝ガイド
2位:攻略マガジン
3位:なし
4位:必勝本

「3位:なし」、とは必勝本が飛び抜けて間違いが多かったから。
必勝本はお詫びの訂正も少なかったし、「解析値」と「実戦値」の表記が少なくて読んでいて不安が多い。
あくまでも10年前の話ですが、解析値も実戦値もどちらも書いていないので信じて打ったら、翌月号で平気で全然違う数字を書いてきたりするので、「解析値」と書いてくれないと信用がおけない。しかも「解析値」と書いておいてそれが間違っていた事も。


【解析スピード】

1位:必勝本
2位:攻略マガジン
3位:なし
4位:必勝ガイド

必勝ガイドはこの頃から、解析スピードが遅かった。必勝本の台頭で販売部数も減り、基板入手が困難になったのか、それともメーカーからの情報を入手できなかったのは知りませんが、とにかく解析スピードが全盛期に比べて遅くなった。恐らく路線転換して、人気機種を徹底的に深く解析する事と、勝ち負けには直結しない演出解析などを充実させて小ネタ集のような、超マニア向けな「読み物として面白い雑誌」を目指したのかもしれない。


【見やすさ】

1位:攻略マガジン
2位:必勝ガイド
4位:必勝本

攻略マガジンと必勝ガイドはレイアウトが非常に上手い。誌面の構成や、解析値の表の作り方が非常に良く出来ている。それに比べて必勝本は表のまとめ方がマガジンと必勝本に比べて少しレベルが低かった。
しかし必勝本は唯一ほぼオールカラーで、しかも当時マガジンとガイドはB5サイズの時代に、横幅がA4サイズになっていたため(縦はB5サイズ)2誌に比べて少し誌面が大きかった。
今は他誌も真似してカラーを大幅に増やして横幅も大きくなっている。


三誌それぞれの良さがありますが、トータルした(当時の)順位は

1位:攻略マガジン
2位:必勝本
3位:必勝ガイド

必勝ガイドは解析のスピードが残念なのですが、今でも私はコンプリート本などはガイドの物を購入します。やはり老舗だけあって1機種への拘りを持っていて中身が非常に濃くなっています。正にコンプリート本だなと思わせてくれます。

必勝本は後発だったので、あの頃焦っていたのかも知れないですね。最近はミスがだいぶ減ったようです。


そして現在、私が一番オススメなのは・・・やはり攻略マガジンがトップです。

昔ほど今は全てを読んでいないので詳細はわかりませんが絆の記事はどれも読みましたがマガジンがやっぱり1位です。解析なのか実戦値なのかをはっきり書いてくれるマガジンは非常に信用がおけます。

マガジンは「実戦値」の文字が数値のすぐ横に書いてくれることが必勝本よりも多く、必勝本は下の方に小さく「実戦値」となっていたり、それすら書かれていない事があります。解析値と実戦値では大きな違いです。

携帯サイトでマガジンが「絆のBC中にベル8連続入賞はAT確定」と書いたのですが、正しくは「BC中の8ゲーム全てベル入賞」の間違いでした。「ベル8連続入賞」では最初のゲームでリプレイでも、その後ベルが8連続したらAT当選と言う意味になってしまいます。マガジンも「8ゲーム全て」のつもりで書いたのでしょうが、読者によっては勘違いしてしまう人もいるでしょうね。
でもマガジンはこれをしっかりお詫びしています。そのようなマガジンの姿勢が更に正確な表現になっていく事を期待させてくれます。

ところでもう一度ネット上の解析サイトに話を戻します。

最近はネットでの有料会員登録も有りますがどのサイトが本当に自社で解析したり、メーカーから情報を入手したりしているのでしょうか?
基板入手には資金力が欠かせません。解析だって今やプログラマーはただのオタクではなく高給取りの方々です。サーバー管理料は出版に比べて安価なのかもしれませんが、それでもアクセス障害があったり、様々なコストは掛かるでしょうからどのサイトが三大誌と同じ様に自社で基板解析ができているのか私も知りません。
解析内容はスピードも重要ですから、自社解析している証拠はその解析値が公開された日で判断できます。


しかし、私もそろそろオッサンですから、いつまでも老舗の雑誌に拘っていても、最近はサイト有料会員登録料金を資金源に活躍してる所が無いとも限りません。なにか情報がありましたら是非教えていただきたいと思います。



~解析情報について~ 

終わり