今日は皆さんにとって、非常に重要な話だと思いますので良く読んで下さい。
数回に分けて書かせて頂きます。


売上を上げる事も店長としては重要ですが、パチンコスロットの事をお客様にもっと理解してもらう事も大切だと思い、パチンコスロットのちょっと難しい話を極力みなさんに分かり易いように書いてみようと思います。


「時間粗利」って聞いた事がありますか?

業界人以外の一般の方は、ほとんどの人が知らないと思います。

実は去年の6月のブログで少しだけ書いた事があるのですが、もう忘れてしまっている人も多いのではないでしょうか。
試しに、今、Googleで「時間粗利」と検索してみたら、ヒットした検索結果は何ページにも亘って、全部パチンコ関連の内容でしたから、時間粗利という言葉はどうやらパチンコ業界特有の言葉のようですね。

時間粗利とは1時間でお店が儲ける利益の事ですがパチンコ業界では「1時間あたりの1台の利益」として使います。ここで言う「粗利」とは売上からお客様が出した玉の金額を引いた金額が粗利です。
1時間当たりの消費スピードをデータ化しようとは、パチンコ業界って進んでますね。それとも儲け根性が凄いんですかねw

パチンコ業界には数々の重要な指標があります。
お客様にも最近は広く知られるようになった、「アウト」、「スタート」、などの用語もありますが、本当に重要なのは時間粗利です。


業界関係者と話をすると、いまだに「台粗利」という言葉が使われるのですが、台粗利は粗利額を台数で割った金額の事で、当店のようにガラガラの4円パチンココーナーでは台数ばかりが多くて、台粗利は低くなってしまいます。
4円パチンコ台数を半分に減らしたら、台粗利は約2倍になってしまいます。そんな指標は使う必要もありません。
それに比べると時間粗利は「お客様がその台で1時間あたり平均していくら負けるのか」を表していますから、どれだけお客様が遊べているのか、反対にお客様がどれだけ苦しんでいるのかがハッキリと分かります。


時間粗利の全国実績データはいくらだと思いますか?
答えは大雑把に言うと、数百円から2500円位まです。

仮に時間粗利500円の台があれば3000円で6時間遊べることになります。
時間粗利が2000円の台では6時間遊んだら12,000円負ける計算です。

あくまでも時間粗利は平均値ですから、お客様の運によって大きく変化しますが、長く打てばその平均値に近づきます。その平均値に早く近づくのは甘デジ等やAタイプの様な波が穏やかな台。MAX機や激荒AT機などは直ぐには平均値には近づかないので、大負けもあれば大勝ちもあるわけです。


時間粗利はどうやって計算しているのかと言うと、粗利を打った玉数or投入したメダル枚数で割り、1玉当たりの粗利額を計算します。そして、1時間で打てるパチンコのアウト約5000発、スロットのアウト約1980枚を掛け算して出た答えが時間粗利です。
本来はパチンコは1時間に打てる玉数の限界値は6,000発で、スロットは2,634枚が投入枚数の限界値です。
しかしパチンコは保留玉が満タンになったり、リーチが長くなって発射を止めたり、トイレに行くなどで1時間当たり5000発くらいが平均として計算しています。
スロットはパチンコと違って自動で発射されるわけではないので平均を調べてみると約2,000枚位が1時間の平均投入枚数とされています。

ここで考えて頂きたいのがスロットの遊技が早いプレイヤーです。
パチンコは自動発射ですがスロットはプレイスピードが人によって大きく変わります。スピードが早い人は出ている時はいいですが、負けている時は他の人より早いスピードで負けていきますので注意が必要です。
高設定の予感がする時はいいですが、負けている時は少しプレイスピードを落として、演出でも楽しみながら高設定を探し、見つかってからプレイスピードを上げるようにするなど工夫しないと、気が付いたら何万円も使っていたなんて事になりますよ。


次回はみなさんが一番気になる機種別の時間粗利についてお話しします。