本日の午前中、Yahooニュースにトップ表示された「パチンコ台大量回収へ」のニュース。
そして夕方頃に発表された「パチンコ釘 何が問題に」のニュースも18:21現在未だYahooニュースでトップ表示されています。
「一般入賞口」の検索ワードから、このブログにもアクセスが増え、訪問者数(UU)、アクセス数(PV)、共に過去の最高記録を数倍上回っています。

先日、大門課長補佐から「緩和」とも受け取れる発表があったばかりなのに、このニュースで確実に大問題へと発展していく事になりそうです。ホール関係者もメーカー関係者も、本音は「何をいまさら・・・」。まるで、護送船団方式で進んできたパチンコ業界が突然護送の船が居なくなってしまったと言った所でしょうか。

現在トップ表示されている「パチンコ釘何が問題に」の記事を書いたのは業界では有名な国際カジノ研究所所長の木曽崇氏なので、内容的にはかなり真実に近い内容になっていますが、読売新聞と毎日新聞の記事は曖昧過ぎて、様々な誤解を与えかねない内容となっています。
 

保通協と呼ばれる検査機関をまるでメーカーとホールが欺いているかのように書かれていますが、まさか保通協が本当に知らなかったとは考えられません。保通協の検査官が検査時にいつも見ている釘と全国のホールで設置されている釘は明らかに違うはずです。それを長きに亘って何年も気が付かなかったはずはないと思います。
 
保通協の検査官だって、誰か一回位はパチンコ店に行った事がありますよね?
一般入賞口への入賞率は検査時は10分間に数十個とも言われ、ホールの実情はどの店だって10分間に1~3発程度が普通です。もしパチンコ店に行った事が無いと言うのなら、一度位は実際にパチンコ店に出向いて、検査にパスしたパチンコ機に不正な改造が行われていないか目視だけでも調査してみるのが当たり前ですよね。


保通協の一回の検査代は非常に高額で、何度も何度も不合格ならメーカーの検査代負担は大きい。その為、メーカーは一発で通りやすくした釘曲げを行った台を持ち込んでいると言われています。今回のニュースでも問題になっている、「一般入賞口を広げて、デジタル始動口を狭くした台」は大当りの発生率が下がり、その分一般入賞口からの払出しが多くなるのですから連チャン性能が下がり出玉が安定します。出過ぎず、且つ出な過ぎない台になるというわけです。

しかし、元々メーカーは大当り確率も確変確率も賞球もラウンドも全て公開しているのですから、シミュレート試験でも行えば、10万発が出る確率など簡単に割り出せます。それなのに原始的な試験方法で時間と出玉率を基準に検査するから、メーカーも一般入賞口を広げた安定した出玉になる台を検査に送り込むようになったのです。


次に問題となるのがホール側の釘曲げ。
しかしこの問題は簡単には言い尽くせません。

そもそもメーカーから納品された状態そのままで営業しなくてはならない法律など非現実的です。命釘と呼ばれるデジタル始動口は0.1mm広さが変わっただけで出玉も大きく変わります。
メーカーから納品された同一機種複数台の釘が±100分の1mm以下の精度で納品されるならまだしも、実際はそんな精度で納品される事は有り得ません。
偶然よく回る台もあれば全然回らない台もあり、それが納品時点で決まってしまうなんて。納品状態のままで営業してみたら、回り過ぎて赤字が続く台があったらどうするんでしょうか?その反対で、全く出ない日が1ヶ月も続いているのに釘を広げてあげられないなんて。

釘を調整していいように法律自体を変えるか、釘の様に曲げる事が出来ないパチンコ台を作る、または釘に多少バラつきがあっても出玉率を一定に保つ事ができる補正機能を有する台に変更しない限り、ホールの釘調整問題が解決する事はありません。
それが出来ないなら、もうこれからはパチンコ台の未来はありません。そうなればこれからは設定変更の許されていているスロットの時代。全国から「パチンコ店」はなくなり、「スロット専門店」の時代です。専門店の言葉も無くなっていき、最後は普通に皆が「スロット店」と呼ぶようになるでしょうね。

その方がいいのかもしれません。