出玉を伝えられないのがパチンコ店の悲しい所。

「あの手この手で隠れてやっている店もたくさんあるじゃん」と思うかもしれませんが、そっち側には入りたくありません。

そもそも出玉が出る店と言うのはどんな事なのか?

例えばスロットコーナー全台2の店と、1列に高設定2~3台入っているけど他は設定1ではどちらをファンは望んでいるのか?
たぶん後者ですよね?
負けてもいいから高設定に座れる可能性がある方が面白いと思います。

しかしパチンコはどうですか?

パチンコとスロットの大きな違いはここです。
スロットは設定1も設定6も全く同じ顔をしています。確定演出でも早々に出ない限り、長時間打ってみないと分かりません。 
しかしパチンコは2千円も打てば千円で何回回るのかがある程度分かってきます。5千円も打てば理論上勝てる台なのかほぼ判ってしまいます。もちろんその状態で数万回転のような膨大な試行を繰り返した場合の話ですから、一日での実際の勝ち負けは計算上の答えとは違いますが、一ヶ月、一年と繰り返して行けば結局は確率は収束されていくのです。

それではパチンコはあまりにも夢がなさ過ぎる。
スロットみたいに高設定に座れれば理論上勝てる台が存在しているなら探す楽しみもありますが、パチンコ台はボーダー越えの台はほぼ皆無に等しいのが現状のホールではないでしょうか。

それが現在の長期的な観点でのスロット優位に繋がっているのだと思います。
 
パチンコを良く打つ人でも意外に知らないのが、スロットの最高設定がパチンコ台の千円何回転相当の台と同じなのかです。

例えばスロット台の最高設定PAYOUT112%の機種があるとします。
一日打って25,000枚INで差枚+2800枚、等価なら+56,000円です。
一方、CR牙狼 魔戒の花の理論値(パチンコ攻略マガジン参照)は13時間実戦の条件で千円27回転で+55,500円です。そんな魔戒の花に遭遇する事は滅多にないはずです。
魔戒の花は千円30回転でも+65,100円ですから、絆の119%に相当するパチンコ台に遭遇する事などパチンコ台では99.9%有り得ないのです。


パチンココーナーに数台の千円30回転のような台があると、あっという間にお客様に見つかってしまいます。その台だけが長時間稼働になってホールは利益が取れなくなります。
パチンコ台はスロットファンの様に高設定で勝つのではなく、「薄利の状態で安心して打っている間に、偶然性によって確変連チャンして勝てればいいや」と考えてくれるファンを獲得する方法に徐々に変わってきています。現状では、ボーダーを少しでも超える台に座れればそれでも満足できると言えますね。

4号機時代には平気で「甘釘」と謳って集客しているホールがありました。
しかしその当時千円で25回~30回回る様なイベントは朝からプロっぽい人が並び、イベント日以外は二度と来ないというパターンがほとんどでした。
最終的に常連様を泣かせる結果になってしまったホールが多く、結局スロットイベントに注力したホールが成功を収める事になりました。

つづく