まとめます。

パチンココーナーはスロットの高設定のような極端な台はほぼ存在しないのでお客様が納得してくれる台の状態になっているのかが一番重要ですね。
スロットコーナーはやっぱり夢の高設定をしっかり投入していなければ、他店と戦う土俵にすら上がれません。

しかし、前述しているように、多くの店長が一歩を踏み出せないのは、噂が広まって行く前に恐怖の月末がやってくるからです。

それを乗り越える為には二つの方法があります。
ひとつは「一気に集客する」、もうひとつは「少しずつ信用を上げて行く」。

少しずつと言うのは、パチンココーナー全体・スロットコーナー全体でいきなり今までと違う営業状態にしてしまうのではなく、1BOXでもなくて1列でもなくて、先ずは1台から始めてみる事です。データを良く見れば、パチンコ台全台の中に1台ぐらいはお客様が完全に納得してくれる台があるはずです。それをお客様に知ってもらい、そういう台を一台ずつ増やして行けばいいだけです。

いきなり全部やろうとするから本社に怒られてしまうのであって、1台くらい突出して良く回り、大当り出玉が多く、確変時短中に玉が減りづらい台があっても怒られるわけがありません。それができればその流れを少しずつ増やして行けばいいだけです。ついでに一気に集客するネット媒体に挑戦するのも有りですね。


スロットも同じです。
いきなり高設定をスロットコーナー全体に急に増やしたって利益が取れる筈がありません。先ずは特定の台から少しずつ信用を上げて行き、それが機種になり、列やBOXになり、いずれは全台になるのだと思います。
数台の信用が上げられないなら、多くの台の信用を上げるなどできるはずがありません。

萌え系の台しか打たない人もいますし、Aタイプばかり打つ人もいます。ハーデスの様な荒い機種ばかりが好きな人もいます。それぞれの小さなカテゴリーで信用してもらえないお店は全体のスロットコーナーの稼働を上げる事はできません。
もっと言えば、今いるお客様に喜んでもらえる仕組みが出来ていないのに、外から新しいお客様を呼ぶ事だけを考えても上手く行くはずがない。


但し、どんなにパチンコスロット台がメインのパチンコ店の売り物だとしても、接客態度が悪かったり、サービスが悪かったり、トイレが汚いなど、台以外の事を手抜きしてお店が繁盛するわけがありませんよね。

私は家族でどこかに出かけた時、子供達が喜んでくれればそれだけで満足だったりします。多少大人は居心地が悪くても子供が行きたいと言えば多少の事は我慢できます。しかしパチンコ店は大人の遊び場です。大人が満足できる空間づくりも大切です。


今いるお客様に喜んでもらえる準備が整ったら、いよいよ外への外部発信が有効に活かされるようになります。その時こそ一気に集客する時です。

巨費を投じて外部への広告宣伝を行ったとして、せっかく来てくれた新しいお客様に、「なんだこの程度の店か・・・」と思われている様では次にまた広告宣伝を行ってもそのお客様は二度と来てくれないかもしれません。

数年ぶりに来店されたお客様、初めて来店されたお客様が、「へぇ~こんな店なんだぁ」と思ってもらえる準備をしてから外部へ宣伝すれば今まで以上の集客効果をもたらすと私は考えています。

何かと暗い話題が多いパチンコ業界でも、しっかりとした営業が出来ればまだまだV字回復させる方法はいくらでもあります。


今回の記事はブログ読者の方に、パチンコ店店長はじめ多くの幹部の方がなぜ「出玉を出しても簡単にはお客様は増えない」と思っているのかを知ってもらいたいのと、当グループ店の全店長に、私の考え方はこうですと知ってもらいたいと思って書いてみました。

まあ、どんな商売でも同じような事が言えるのかもしれませんね。

終わり