パチンコ業界人ではないパチンコ好きの私の知人と、MAX台撤去の話をしていたら突然、「ところで、牙狼魔戒ノ花の確変継続率77%って言うのが、どうしても納得がいかない!」と言ってきました。

彼曰く、「魔戒は確変中1/110で大当たりすると書かれていて、STの回数が161回もあるんだから、どう考えても77%には思えない。感覚的には90%位ありそうな気がする。それが77%って発表されているのは基板の中で何か操作されているって事?」と言う発想らしいです。


時々、これに似た質問をされるのですが、魔戒ノ花は1/110でST160回だから分かりにくいとして、最も多いのが「時短100回の台で1/300の大当たりを引き戻す確率は、1/3だから33.33%じゃないのか?」という質問です。MAX機1/400なら、時短100回で1/4の確率で引き戻すから25%だという理論です。

しかしこの考え方だと、約1/100(甘デジのような1/99.9)の台は100回転の時短だったら、1/1で100%当たる事になってしまいます。それはあり得ませんよね。必ず100回を超える台がありますから。

前にも書いたことがあると思いますが、「〇分の1が〇回転以内に当たる確率」の計算はこんな風に考えます。

・全ての結果-当たらない確率=当たる確率

・100%-〇回転回した時に当たらない確率=〇回転回した時に当たる確率

なんでこうやって考えるのかは正直わからないのですが、多分当たる確率を直接計算するのは難しいんでしょうね。だから当たらない確率を引くのだと思います。

魔界ノ花は正確には

高確率時1/109.77
時短 100回
ST継続率:77.1%
となっています。

STに突入して1回転目に当たらない確率は
(109.77/109.77)-(1/109.77)=108.77/109.77(99.089%
がSTの1回転目に当たらない確率です。

2回転目も同じく108.77/109.77(99.089%)です。

これを161回繰り返すので、
99.089%(1回目)×99.089%(2回目)×99.089%(3回目)・・・・・・×99.089%(161回目)
の答えがST161回までに当たらない確率です。

こんなの計算できませんから、Micrsoft Excelの登場です。
=(108.77/109.77)^161=22.914%
「^」は「キャレット」と言う記号で、「べき乗」を表します。99.089%を161回掛け算する記号です。
ST161回転以内に当たらない確率は22.914%です。

当たる確率は当たらない確率を引けば計算できるので、
=100%-(108.77/109.77)^161=77.086%

やっぱり、メーカー発表通り77.086%(約77.1%)ですね。

 
さっきの時短100回の話も同じです。

1/100の台を時短100回で引き戻す確率は
=100%-(99/100)^100=63.397%

1/300の台を時短100回で引き戻す確率は
=100%-(299/300)^100=28.387%

1/400の台を時短100回で引き戻す確率は
=100%-(399/400)^100=22.144%

実際には1/99.9、1/299.9ですから、0.1%程度の誤差はありますが大体こんな確率です。


でも確かに、ST161回で1/110って聞くと、なんとなくですが、85%位ありそうな気がしないでもないですねw