設定6の機械割だけではなく、設定1も設定2も注意して見なくてはならない所まで話しました。

設定2の機械割が99.8%のような機種はホールも長期間放置はしてこないでしょう。それが98.5%~99.0%位ならベースアップとして多数の設定2を使う事もありえます。 

実戦で重要になってくるのが設定4の機械割です。
試しに、周りの人や、自分が通っているホールの店長さんや設定担当者の方に、「〇〇〇〇(機種名)の設定4の機械割って何%でしたっけ?」と聞いてみて下さい。結構多くの人が答えられないと思います。

正確に答えられたら100点ですが複数の機種を聞いてみると全部は答えられないはずです。

「最近の機種は103%~105%位の機種が多いですよね。」と答えられたら、その方はある程度現在の設定4事情を分かっています。さらに言えば、「ちょっと前までは104%~106%位だったのに、最近は少しずつ設定4の機械割が微妙に下がってきていますね」と答えられたら更によく勉強しています。

去年の記事で4号機ジャグラーの設定4の機械割が異様に高い事がどれだけすごい事なのか書きましたが、設定4の機械割は実戦では絶対に無視できない重要な数値です。

読んでいない方はこちらからどうぞ↓
これがジャグラー・・・その2


ここ数年はAT機ブームにより、設定6の機械割が112%⇒115%⇒117%⇒119%とどんどん上がってきていました。こうなってくると、設定3が機械割100%だったとして119%までの幅が大きくなります。
設定3で100%、設定6で119%の機種があるとします。その間の差が大きすぎるので、その機種の設定4と設定5の機械割はメーカーや機種によって大きな差が出てきます。
これが設定6で110%しかないと、設定3と設定6の幅が狭いので、必然的に設定4は103%~105%位になり、設定5は105%~108%位になってしまいます。


しかし、各機種を良く見てみると、設定4と設定5の機械割が他の機種より高い機種が存在します。

例えば、大都の「クレアの秘宝伝~眠りの塔と目覚めの石~」の設定4のメーカー発表機械割は106.1%です。実績データでは104.9%となっています。
メーカー発表数値と実績データの機械割が大きく違う事は日常茶飯事で、発表値だけを見ると105%超えの機種はたくさんありますが、実際は2%も3%も低くなっている事など珍しい事ではありません。Aタイプは比較的発表値に近く、AT・ART機は差が開きやすい傾向にあります。それは特賞中閉店ストップやペナルティーが厳しい等の様々な事が要因です。

設定4は、設定師が「4でも入れてあげるか・・・」と気軽に投入してくる設定だけに、メーカーは設定4の機械割にもこだわって開発しています。高すぎれば保通協で不適合になる確率は高まりますが、人気機種の後継機は少しでも設定4の機械割を高くして発売してくる傾向にあります。

「クレア眠りの塔」のように、設定4実績データで104%台後半は優秀な数値で、メーカーが気合いを入れている証と言えます。

サミーの最後の砦である「北斗修羅」も実績データで設定4=104.8%です。
それを凌ぐのは北斗転生の105.2%

三洋の大海TIARAや大工の源さんも105.1%
JPSのドリームジャンボ105.1%

さらに上を行くのがバジ絆。設定4実績データは105.8%で、現役機種のトップクラスの設定4機械割です。

オリンピアの設定4はもっと頑張って欲しいですね。どの機種も101%~103%と低めに設定されています。
オリンピアの設定4が低い事も良く知らずに設定師は「4でも入れてあげるか・・・」と投入しているケースがあります。
そんなオリンピアでもやっぱり人気機種は高くなります。
戦国乙女2深淵=104.4%
ガルパン=104.0%


ここまでで伝わりましたでしょうか?

実績データでは設定6の投入率より、設定4の方が約8倍~14倍ほど高いと出ています。
設定5の投入率と比較しても設定4は6~9倍です。

設定4で102%台の機種は多数ありますが、設定師は「この機種は102%、この機種は105%」とはそこまで考えずに適当に投入してる人が多い(しっかり覚えている人もいるでしょうが、それほど多くは無い)事は私の経験上間違いありません。
何でそんな事が言えるのかと言うと、私の知っている限りで「あの機種の設定4の機械割は何%高い」とか、「あの機種の設定4の機械割は・・・・・・」と話す人がほとんどいないからです。
もう一つは全国データで、設定4の機械割が高い機種の投入率と低い機種の投入率にそれほど大きな差がないからです。普通なら、設定4の機械割が高い機種は低い機種より投入率が高い分だけ減るはずですが、大きな差が無いのは多くの設定師が適当に投入してるからです。本当は3%~4%の差って大きいのですが、業務に追われてそこまで勉強している時間が無いのだと思います。


人気機種の設定4はどのメーカーも頑張っているので狙い目と言えます。

結局、現実的に座る可能性の高い設定4の特徴を深く勉強して、4を狙えるかどうかで勝敗が決まってくると言えます。