昨日はパチンコ業法制定は今以上に厳しい内容が予想されると書きました。

しかし、規制が厳しくなると言っても、厳しくなる半面、緩和される事の方が多くなると言われています。これまでずっと耐え忍んできた三店方式から換金が合法化され、調整できなくて困っている釘問題は堂々と行う事が出来る様になると言われています。監督官庁は警察庁でなくても良い事になりますから、もう警察の影におびえて営業する事もなくなります。
巨大な産業であるパチンコ営業が風営法から外れれば、専門家曰く、パチンコメーカーと同様に監督官庁が経産省になる可能性があると言われています。そうなれば、保通協に縛られてきた台の規則から解放され、産業の発展を目的とした台の規則になるため、ゲーム性は自由度が高くなり、飛躍的に面白い台になる可能性さえ出てくるのです。

パチンコ業法施行後は脱税など無縁の透明性の高い企業しか生き残っていないと思われ、パチンコ関連企業や従業員の社会的な地位も高くなるであろうと言われています。パチンコ業法が出来れば、明るい未来が待っている可能性が充分考えられるという事です。

しかしそこまで真剣に新法制定を考えているホールがまだまだ少ないのが現状であり、全日遊連全体としては反対派なのだから、根本的な意識改革を行わない限り、新法の制定は現実味を帯びてきません。


このまま風営法で営業している以上、この先、警察庁からの規制は今まで以上に厳しくなる事は間違い無いと考えられます。既に風営法改正の話も現実的になってきています。
IR法がある限り、ギャンブル依存症対策は警察庁最大の課題であるからです。規制で今が苦しいのに、数年後はもっと苦しくなる可能性が高いと言えます。

このまま放っておいて、どうせ将来パチンコ店が半減してしまうなら、まだ体力が残っている内に、未知なる可能性が残っている新法の制定に向かった方が明るい未来が待っているのではないかと私は思ってしまうのです。

新業法下では、娯楽の範囲内に留まる台しか認められないでしょう。その代わり、現在の様な難しいゲーム性ではなくなる可能性があります。
例えばパチンコなら、もう保通協は関係ないのですから、確変や10カウントなどの面倒臭いルールは撤廃され、ある図柄が揃ったら一気に2000発出るまでアタッカーが開きっ放しになるとか、スロットなら現在の1ゲームあたり最高15枚規制が撤廃され、777が揃ったら1分もしないで一気に400枚出るまで出っ放しになるという様なスペックが許される可能性もあります。

「これが揃ったら1000発、これが揃ったら2000発です」と分かりやすい台になる事で初心者や高齢者の新規客が増えるかもしれません。



 パチンコ業界の歴史の中で規制は何度もありましたがそれは連発式規制・10カウント規制・社会的不適合機の撤去・4号機撤去であったりと、台自体の性能を規制する内容がほとんどでした。それらは常にギャンブル性が高い事への規制であり、その規制と緩和によってパチンコ業界は繁栄と衰退を繰り返してきました。

しかしここ数年の規制は今までとは違います。台のギャンブル性に関する規制は勿論、広告の内容、釘、ギャンブル依存症、換金問題等、あらゆる角度から締め付けられています。

私が思うのは、「もうこれ以上、警察庁の顔色をうかがいながら営業するのは限界に来ている」という事です。

爆弾発言のように聞こえますが誤解の無いように良く聞いて頂きたい。

警察の顔色を窺っているのはパチンコ業界が警察に対して、後ろめたい気持ちがあるからです。それは「射幸心をそそるおそれのある営業」「釘調整」「三店方式という名の事実上の換金問題」の三つです。この三つを完全にクリアしない限り、パチンコ業界はこれからもずっと警察におびえながら営業して行かなくてはなりません。

いや、正しくは「パチンコ業界は」ではなく、「ホールは」と言う方が正しいかもしれません。規制されるのはホールだけであり、メーカー・景品買取所・景品卸業者は規制の対象外です。

ホールだけが規制対象と聞いて意外に思うかもしれませんが、風営法違反で摘発されるのは基本的にホールです。行政指導も営業停止も全部ホールです。
間接的にはメーカーも買取所も卸業者もホールが潰れれば影響を受けるのですが、少なくとも摘発される様な事はありません。

騙し騙し生き残っていきたいなら、警察から言われた事は全て守ってギリギリのラインで営業する。

パチンコ業法制定を望むなら、今の内から新業法下でも営業できるような会社作りを始める。娯楽性を高め、社内の改革を行い、自主的に社会に認められる企業づくりを今の内からスタートさせるべきです。

今、パチンコ店はそれを決断しなくてはならない所まで追い込まれていると思います。

パチンコ店で働く従業員たちが、自信を持って「パチンコ店勤務です」と言えるようになるには、新業法制定しか他に道はない。

明るい未来が待っている可能性があるのなら、私はパチンコ業法制定を選択をした方が良いと思っています。



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