理論上勝てる機種ではなく、本当に勝てる機種の続きです。


バジリスク絆を考えてみて下さい。
1ヶ月以内に発売された最新台を除いたアウトランキングで堂々第一位のバジリスク絆。昨日もある店に行ったら満席でした。

設定6のメーカー発表の機械割は119.2%。しかし実際の全国データの機械割は117.5%前後です。メーカー発表値はずっと打ち続けた場合の機械割であって、現実には閉店強制ストップがあります。高設定の方が閉店時刻を迎えた時点でAT中である可能性が高い為、高設定になればなるほどメーカー発表値より実績データの機械割は低くなる傾向があります。特に一撃性の高いロングATがある機種ほどそうなります。
プロはAT・ART機を閉店ギリギリまで打つ事はありません。絆の設定6だとしても、次回モードが期待されるパターンであるとか、明らかなモードC以上が分かっている様な時、或いはモード移行が好条件である事が分かっている時なら閉店25分前位まで(閉店延長なし)打つ事があるかもしれませんが、期待できないような場面では30~40分前には止めたい所です。300Gハマれば4.1秒×300G=20.5分。閉店時刻まで残り30分しかないのに、20分も回してしまったら、ATが当選しても取り切れないで機械割が下がってしまいます。
早くやめる様にした方が117.5%が118.0%や118.5%になっていきます。


117.5%でも充分魅力な絆ですが、プロは冷めた目で見ています。
絆の様な人気機種は敵も多く、隠れイベントをやっている店舗に行っても、早朝から絆目当ての客が集結しています。
朝一入場が抽選であれば数日に一回しか座れないでしょうし、並び順なら開店より数時間早く行かないと座れないかもしれません。「また今日も座れないかもしれないから違う機種にしようかな」と思っている時点でその機種は「本当に稼げる機種」の選択肢には入りません。
仮に抽選や並びをクリアして絆に座れたとしても、満席で移動できないのなら偶然自分の台が高設定だった時しか勝てない事になります。

誰もが知っている情報には多くの人が集まります。
10台絆があって、絆を狙っている敵が朝から30人集まるなら3日に一回しか座れません。10台中3台高設定があるなら10日に一回しか高設定に座れない事になります。10日行って1回しか座れないのでは勝てる機種とは言えません。

6台しかないけど、この日はほぼ高設定が投入されていると確信していて、でも3人しか狙っていないなら一人2台打てます。多くの人が知っている情報より、数人しか知らない、または誰も気が付いていない情報の方が勝率は高くなります。

昨日私が友人から聞いた話では、ある店のある機種において、朝一設定変更の挙動が確認できる店があり、設定変更されている台の高設定確率が異常に高い店を知っているとの事でした。その彼はかなり優秀ですから恐らく本当なのだと思います。カニ歩きをして少ない資金で設定変更台を見つけ出す手法は非常に効率的です。

私がプロだった時代に、プロ仲間の間では「勝てる店とは、ほどほどに稼働があって、設定師がちょっと面倒臭がりな店で、高設定の投入がパターン化している店が一番狙い目だ」というのが定説でした。

私は4号機の爆裂AT機時代にジャグラーをメインで稼いでいた事は前にも話しました。
あの頃は偶然により勝った若者がそれを切っ掛けに仕事を辞めて、朝からホールの開店待ちに並ぶようになっていた時代です。全盛期には数百人の列ができていました。特定の機種が2分の1最高設定などの謳い文句に狂喜乱舞し、抽選でいい番号が取れればラッキー、取れなければ残念また明日。

しかも狙いの機種に座れたとしても、2分の1最高設定のはずが自分が座った台は設定1だったり、2分の1がガセであったりする可能性もあります。または高設定に座れたのに全然出なかったり、低設定だと思い込んで離席することだってあります。
ギャンブル性の高い機種は少額の資金で高設定を見抜けない事も多く、投資スピードも速いですから、低設定だと見抜くまでに既に2万・3万と使っていることなどはよくある事です。

朝一爆裂AT機目的に早朝から並ぶ若者集団を尻目に、開店ギリギリに行って、ゆっくりとジャグラーを確保し、変更判別を使って、多くても2千円以内に変更台を見抜き、コツコツと1000枚を獲得した夕方頃におばちゃんがやめた最高設定の挙動の台に移動する。閉店まで粘って2500枚。

私の好きな相場格言
「人の行く裏に道あり花の山」

他にも
「友なき方へ行くべし」

爆裂AT機で稼いでいたと豪語してる人は自分がどの程度の運の良さであるか知らない人がほとんどです。私はExcelを使って、狙いの爆裂AT機に座れる確率と、高設定と確信するまでに投資する金額、回収できる平均期待収支を何度も計算しましたが、確実にジャグラーの期待収支の方が上でした。

理論上は凄く勝てるはずなのに実際には座れない、または出玉が荒すぎて高設定が見ぬきづらい、それを最も稼げると思っているのは幻想であって、勝ち組が打つ機種としては選択肢には入らないのです。


パチンコ・スロットの勝ち方 Part5」へつづく(全14記事)