逆風のパチンコ業界の中で、V字回復させる方法はないものか?と考えていたら、ふとNHKの「プロジェクトX~挑戦者たち~」を思い出しました。

中島みゆきの
♪ 風の中の昴ぅ~ 砂の中の銀河ぁ~

ここ数日 amazon Prime で過去のプロジェクトXを何本も見ています。

プロジェクトXは基本パターンが毎回同じでわかりやすい。
苦境に立たされている主人公らが何かを切っ掛けに「こんな方法なら可能ではないか!?」と思い立ちプロジェクトがスタートする。順調に行くと思われた矢先・・・思いもよらぬ困難が待ち受けている。彼らは様々な方法で困難を乗り越えて大成功を収め、エンディングを迎える。

これを何本も見ていると気が付く事がある。
ほとんどの場合、成功の鍵となる新しい手法やシステムや商品に対して、周囲の人たちが「そんなの無理だ」とか「上手くいくはずがない」などと反対している事だ。
誰でも思いつくような事なら誰かが先にやっているし、反対が多いと言う事は普通に考えたら難しそうだという証拠。誰もが失敗すると恐れる様な事や、誰もがやりたがらない面倒な事や難しい事にこそ、成功の鍵が隠れている。

例えば地図のゼンリンは別府にある多数の温泉の地図を作った人があまりの反響の良さに気づきを得て、別府市全体の住宅地図を完成させる。地図範囲をどんどん広げていって県全体から全国の住宅地図制覇へと進んでいく。普通なら1軒1軒表札を調べて、日本全国調べようと考える人はいない。人の少ない北海道はどうするんだとか、東京のビルの中もやるのか?と諦めたくなるのが普通。

大和運輸は大きな荷物の運送を福山や佐川に取られ倒産寸前まで追い込まる。小さな郵便物は郵便局に勝てないから、特に過疎化の進んだ個人宅の小包を「全国どこでも翌日までに届ける」という、小学生にでも無理だと分かりそうな事に挑戦し始める。

ゼンリンは電電公社から「こんな地図は正確じゃないから使えない」と追い返され、ヤマト運輸は「採算が合うはずがない」と社長が役員から猛反対される。


パチンコ店にも周囲の多くの人が反対した実例があります。
今や当たり前となった1円パチンコがそれ。

「4円の4分の1の利益で採算が合うはずがない」、「スタッフの時給と台の価格は4分の1じゃないんだから儲かるはずがない」、「4円パチンコのお客様が1円に移動してしまう」と多くの人が反対しました。しかしこうして1円パチンコに始まった低貸玉営業はすっかり定着しています。
プロジェクトXの王道パターンに似ています。

1円パチンコの時の様に多くの人が「無理だ」と反対する事こそ、成功するチャンスがあると言う事ですね。